日本装飾美術学校の木工房では、大量生産のための機械よりも、手作り作業に必要な小回りの効く機械を中心に揃えています。機械は作業効率を上げるために必要ですが、木の特質を活かしたデザインと仕上げは、大型の機械では出来ません。手道具で木を切る、削る、磨くなどの作業を通して、木という材料を知るところから始めて、機械の正しい使い方を覚えて行きます。
そして意匠の細部を仕上げるために、最後は再び手道具に戻って行きます。木工作業室には家具職人から受け継いだ様々な用途、形の違う手道具、ノミ、カンナなどが百数十種類揃っています。 |